浜松茂 三重 おいしい和食＆潮吹き堤防

次の日、友達の熱は下がりません。心配した私は「帰ろう」と連発しましたが、
「ホテルも取ったし、行けるところまで行く」との事。「じゃあ、調子が悪く
なったらすぐ止めよう」という約束をして、出発しました。

まずは今日泊まる予定の亀山まで、車で移動します。駅前の駐車場に停めて、1
時間に1本の関西線で四日市まで戻りました。四日市から向こうは、途端に本数
が減ってしまうのです。


四日市から追分までは近鉄なのですが、その前に先にお昼ご飯を食べようと四日
市港の方へ歩きます。


四日市港は幕末以降非常に栄えた港で、当時の古い施設も残っています。
まず港にある重要文化財「潮吹き堤防」。ヨハニス・デ・レーケという方の設計
で、伊勢湾台風の被害を少なくできたそうです。

コンビナートの下の、穴の開いた茶色の部分がそれ。

これは模型。ボタンを押すと、潮の流れを再現してくれます。ボタンを押してか
ら動くまでが非常に時間がかかるので、壊れているのかなぁと思いましたが、し
ばらく待っているとデモを始めてくれます。






そして老舗の料亭「浜松茂」さんに到着。




少しだけ椅子になった席。


3,150円の松花堂弁当をいただきました。


まず前菜「あさりの酢味噌和え」。


メインのお弁当です。鯛の潮汁が付いて、とっても春らしいです。


デザートは、グレープフルーツのゼリー。




お部屋は全部個室で、トイレと洗面所完備。お庭も見えます。




なので3,150円にサービス料などがついて、飲み物をあわせ1人5,000円ぐらい
になってしまいました。でもとてもゆっくりできたので、満足度は非常に高かっ
たです。風邪の友達の体調にも、バッチリでした。