ダブルフェイス＆ひみつのアッコちゃん＆インファナル・アフェア3

「ダブルフェイス〜潜入捜査編」。
「インファナル・アフェア」を、wowowが西島秀俊、香川照之コンビでリメイ
クしたものです。アメリカでも、「ディパーテッド」として映画化されました。


「インファナル・アフェア」の記事
「インファナル・アフェア2」の記事

ご本家が凄すぎるので、どうかなぁ…と思いましたが、西島さんも香川さんも
よい味出してます。特に西島さん、ファンなので嬉しい♪　かっこいい〜♪

続いて「ダブルフェイス〜偽装警察編」。
徐々にストーリーが変わって、最後は違った結末になっていましたが、日本版
なので仕方ないですね。インファナル・アフェアを見てない方は、唐突な印象
を覚えるでしょうし、無間地獄の意味もわからないかも。やっぱり映画として
は、薄味でした。












ガラッと変わって、「ひみつのアッコちゃん」。
恐ろしいことに、ここにも香川照之さんが出てます。どんだけ仕事受けるんです
か…!!　歌舞伎もあって、身体もつのかなぁと心配します。


内容は、ストーリーが最悪です（笑）。綾瀬はるかもかわいいし、出演者の誰が
悪いってわけでもないですが、いくら原作が漫画だからって、流れが安直過ぎで
す。アッコちゃんって、あんなに軽薄じゃない気がするし。「ホタルノヒカリ」
と同じですね。安易な映画が多いなぁ。











「ダブルフェイス」を見ていて、「インファナル・アフェア3」を見ていなかっ
たことを思い出し、借りて来ました。
殉職する前のヤンとその後をうまく絡ませて、警察に潜入したマフィアや中国マ
フィアと闘いながら、ヤンに親密性を増していくラウを描いています。


でも最後は大どんでん返し。善人になりたがっていたラウは結局善人にはなれず、
皆に「俺は警察官だからな（おまえは警察官の仕事をしているが警察官じゃない）」
と言われ続け、死ぬことも英雄になることもできませんでした。人の本性という
のは、いくら取り繕っても変わらないということなのでしょうか。
ラウは人を殺す時手加減しませんし、女性に対しても非情なところがありますし。

結局そうなるのか…とびっくりするような結末でしたね。よくできた映画です。
この「3」を含めて、すべてが完結する感じでした。