SSブログ

御師旧外川家住宅&身禄堂 山梨 [日本あちこち]

富士山の登り口にある富士吉田では、御師(おし)という富士講の信者の登山
の世話をしたり、宿泊させたりするお家がありました。

皆間口が狭く、京都の鰻の寝床のようです。表には注連縄。
「タツミチ、ヤーナ川まではご自由にお入り下さい」と書いてあります。???

上文司、中雁丸。
13.jpg 12.jpg

竹屋、毘沙門屋。
11.jpg 9.jpg

筒屋。まだまだいっぱいあります。
10.jpg

どうやらタツミチというのは、門から玄関までのアプローチのことで、富士み
ちとつながっている様子。

一般公開していない御師のお宅の中で、見学できるのが「御師旧外川家住宅」。
お正月でも開いていました。
2.jpg

これがヤーナ川らしいです。講者が身を清めた禊の川で、富士山から流れてい
ます。
1.jpg

お願いすれば、係の方が丁寧に説明して下さいます。
3.jpg

天井。
4.jpg

夕食と朝食の食器。色が違っています。
13.jpg 14.jpg

お風呂場。
7.jpg

お風呂場の天井。
6.jpg

代表者は玄関から、他の人は脇から廻ってここで履き物を脱いだそうです。
8.jpg

富士講の教えを書いた掛け軸。造語もあります。
9.jpg

身禄さんの像。身禄さんは江戸時代の人で、富士山に登って断食をし入滅しま
した。そのため一気に知られ、富士講は新興宗教として人々に受け入れられた
そうです。身禄の名前は、弥勒菩薩を意識して付けたとか。
12.jpg

富士山に登る装束。
11.jpg

裏庭です。本当に長細い造りです。
10.jpg

吉田の火祭りの時の写真。
16.jpg

受付の方に、帰りにミカンをいただきました。
市に寄贈された施設ですが、スタッフの方に富士吉田愛を感じます。

外川家の近くにある身禄堂。
1.jpg

こちらは、去年と一昨年の吉田の火祭りのポスター。
迫力ありますね。
17.jpg

nice!(5)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 5

コメント 0

トラックバック 0