ヒッチコック＆ハッシュパピー バスタブ島の少女＆王になった男＆ジャンゴ

LOSTを観るために、すっかりご無沙汰になってしまった映画のDVD、また見始
めました。

「ヒッチコック」。
「サイコ」を撮っている時の監督を中心に、妻との葛藤を描いています。
見た目の割に、繊細な方だったんだなぁ。


「サイコ」もシャワー室で女性が殺されるところはどこかで見たものの、全編を
見たことがないので何とも言えませんが、1960年にこんな斬新な心理劇を作っ
たなんて驚きです。しかも1年に1度ぐらいのペースで、次々名作を作っています。

ヒッチコック役はアンソニー・ホプキンス。言われるまで、気づきませんでした。
相手役は、エリザベス女王を演じたヘレン・ミレン。二人とも演技がすごい…。
そしてもう１つ勉強になったのは、ヒッチコックの奥様は有能な編集者だった…
ということ。知らなかったです。











「ハッシュパピー バスタブ島の少女 」。
題名から、かわいらしい女の子のお話か…と思いましたが、なかなか考えさせら
れる内容です。


バスタブ島というスラムのような島で、父親と暮らすハッシュパピー。
食べ物はなくても、水害で島が被災しても、強制収容されても、島の人々は自由
のために島へ戻ります。誰かに管理されたような生活から、死と隣り合わせでも
ワイルドな人生を…。原題は「BEASTS OF THE SOUTHERN WILD」なので、
まさに野獣のように生きろ！ということなのでしょう。

その中に環境問題、医療問題など、現代社会の矛盾を散りばめていて、社会派映
画としては素晴らしい出来です。しかも肩ひじ張るところがない…。
こういう考え方は、日本人はできませんね。地球上で、もっとも管理やら清潔や
らが好きですから。心に残る映画でした。











「王になった男」。
イ・ビョンホン主演の韓国映画です。王の身代わりになった男のお話で、よくあ
るのですが、さすが韓流、せつなくなりますね。









「ジャンゴ 繋がれざる者」。
ディカプリオが超悪役で、話題になった西部劇です。
賞金稼ぎの男とともに復讐を果たす黒人が主人公なのですが、タランティーノ監
督らしくどこか劇画調で、残酷な中にも笑いを混ぜ込んでいます。


でもディカプリオって、演技派の役者さんだと思うのですが、どうしてオスカー
に縁がないんでしょうねぇ。あの童顔のせいなのか、力み過ぎる演技のためなの
か…。もっと20才ぐらい年を取れば、よい味が出るのかなぁ。

コメント 3

ラブちゃも、いつもありがとね^^
by solary (2014-04-11 12:57) 

昔はヒチコックの映画も大好きで見てましたよ。
西部劇も好きでしたが韓流物は見ませんね。
by 旅爺さん (2014-04-11 18:48) 

鳥は
怖かった
何度も　みたくなる映画です。＾＾
by iruka (2014-04-11 19:35)