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多賀大社 滋賀 [日本あちこち]

比較的自宅に近いのに、一度も行ったことがない多賀大社。街道歩きのついでに寄って
みました。祭神は伊邪那岐命(イザナギ)、伊邪那美命(イザナミ)で、お伊勢さんの
パパとママです。そのせいか、
「お伊勢参らばお多賀へ参れ お伊勢お多賀の子でござる」とか
「お伊勢七度熊野へ三度 お多賀さまへは月参り」といわれています。
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そり橋って渡れないところが多いですが、ここは一般開放。
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元正天皇が病気の時に、多賀大社の神官が強飯を炊いてシデの木で作った杓子を添えて
献上したところ全快した…という言い伝えから、多賀大社のトレードマークは杓子です。
これを「お多賀杓子」と言い、おたまじゃくしの語源になったとか。絵馬も杓子ですね。
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おみくじがカラフルなので、結んでいてもきれいです。
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境内にある寿命そば。
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強飯を炊いたから、お釜?
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境内を出たところにある「かぎ楼」。元禄から続く、料理旅館です。
木造3階建てが、目立ちますね。
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同じく近くにある「かめや」。こちらも江戸時代創業の料理旅館。
多賀大社には他の大きな神社と同じく多賀講という信仰団体があり、泊まる方も多いの
で旅館も採算が取れるのでしょうね。
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多賀大社は古い神社で、その門前町高宮に人が集まり、周辺の近江商人が才覚を発揮し
ました。この構造、伊勢神社の門前町宇治山田に人が集まり、周辺の松阪商人が反映し
ていく構図に似てないかな…なんて考えてしまいました。




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かずのこ

最近は名神高速の多賀SAから
歩いて行く方もいらっしゃるようですね。

by かずのこ (2015-04-09 22:47) 

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