SSブログ

カフェ・ヒホン&オルチャテリア・アルボラヤ マドリード おいしいスペイン旅行記 8日目 [スペイン旅行記]

カルモナから、マドリードに戻ります。パラドールからタクシーでセビーリャの
サンタ・フスタ駅まで。パラドールで呼んでもらったタクシーが普通の乗用車だ
ったので、以前のチンチョンの経験から「本当にタクシー?」と尋ねてみました。
おじさん、あわててトランクを開けてタクシーの表示灯を見せたり、証明書を出
したり…。値段を聞いても妥当だったので、乗せてもらうことにしました。
ごめんね、疑って…。

セビーリャ駅。
71.jpg

AVEで帰ります。
1.jpg

マドリードに着いて、アトーチャ駅から地下鉄に乗りました。スーツケースを持
って、地下鉄に乗ったのは初めてです。しばらくすると、ソルから背の高い中年
の男が乗り込んで来ました。そして同じグラン・ビアで降りました。
エスカレーターで、私の横にぴったりくっついて来ます。横にどいて通そうとし
ても、動きません。改札口でもスーツケースが出しにくいので動きが鈍くなるの
ですが、その時も後ろにピタリ。最初、痴漢かなぁと思いましたが、出口で離れ
てくれました。すると今度は友達のすぐ後ろにいます。

外に出て「気持ち悪かったね」と友達に言うと、「カバン、全部開いてるよ!」
と叫びます。見たら、ファスナーが全開。中身まる見えでした。ところが財布も
パスポートも無事…。友達にも被害はありませんでした。
被害防止に子供のおもちゃのような財布を持っていたのですが、どうもそれを普
通の財布だとは認識できなかったようです。よかったぁ! でも怖かった!
マドリードはポリシアもたくさんいるし、治安いいなぁと思っていた矢先だった
ので、結構ショックでした。なめたらあかん…。

ホテルにチェックインして、お昼を食べに行きました。アーネスト・ヘミングウ
ェイが「清潔で、とても明るいところ」と評した「カフェ・ヒホン」へ。
高いお店だと聞いていたので、サンドウィッチぐらいないかな…と入ったのです。
6.jpg

ところが、ケーキ以外はきちんとしたメニューしかない…。スペインのケーキは、
甘いのであまり食べたくない…。仕方なく、グラスワインを頼んで、食事をする
ことにしました。
4.jpg

3.jpg

2.jpg

年輪を感じるというか、今にも枯れてしまいそうというか、そういう年配のウェ
イターが取り仕切っています。「グラスワインは白か赤か」と聞かれて、「白な
らルエダ、赤ならリオハ」との事で、「ハイ、お任せします」。

ビビったせいか、写真は少なめですw。パン、4.6€。
海老のアヒージョ、18.5€。
カンタブリアのアンチョビ、23.5€。高っ!
そして、今回の旅行で、たぶん一番高額な食事になってしまいました。63.8€。
普通の店の2〜3倍です。恐るべし。
5.jpg

ヒホンの外のテラス。
7.jpg




ヒホンから出て、スペインの夏の清涼飲料、オルチャータを飲みに行きました。
8.jpg

オルチャータとは、ショクヨウガヤツリの地下茎の絞り汁に、水や糖分を混ぜた
ものです。本当は、バレンシアが本場だそうです。豆乳のような飲み心地ですが、
甘〜〜〜い! 後に残る甘さです。2.9€。
12.jpg

9.jpg

そしてこのオルチャータのお店、アイスを売っているせいか、鬼のように混んで
ました。芋の子を洗う状態で、ゆっくりすることはできません。




nice!(5)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 5

コメント 0

トラックバック 0