SSブログ

柳ヶ瀬関守の門&板取宿 栃ノ木峠の名残 [北国街道ゆっくり散歩・完歩]

北国街道の今庄と敦賀を歩くために、お休みの日に福井へ出かけました。
以前も述べましたが、北国街道で滋賀へ行くにあたっては、今庄→栃ノ木峠→余呉の
栃ノ木峠越えと、今庄→木ノ芽峠→敦賀の木ノ芽峠越えがあります。
江戸時代は栃ノ木峠越えが主流でしたので、本来はこちらを行くべきなのですが、40
kmの行程に宿場や休憩所、バス停はなく、1日の歩行距離としては無理があるので、
私たちは木ノ芽峠越えを選びました。

でも痕跡のある所は行ってみようと思い、柳ヶ瀬と板取へ向かうことにしました。
木之本ICから、365号線を北上します。

まず柳ヶ瀬の関守の門。ここは元本陣で、明治天皇の行在所に決定した時に、元関所
役人柳ケ瀬家の住宅にあった長屋門を移設したということです。
1.jpg




その後、椿坂峠に差しかかると、きれいなトンネルができていて、旧道の365号線は
通行止めでした。このあたりの北国街道を歩くとなると、落石とかあっても自己責任
になるのかなぁ。栃ノ木峠越えをする方は、少なくなるかもしれませんね。

福井県に入るとまたクネクネした山道になり、やがて板取宿に入ります。
国道に車を置いて、今庄365スキー場に登る道を行くと、右手にあります。
2.jpg

ここには関所がありました。4軒の茅葺き屋根のお宅が残っていて、今も住んでいる
方があります。
3.jpg

4.jpg

5.jpg

現在、修理中でした。
6.jpg

7.jpg




今庄駅。
16.jpg

17.jpg

ここは不思議な駅で、立派な駅舎があり、お土産を販売したり、今庄を紹介するコー
ナーもあるのに、無人駅です。
15.jpg

12.jpg

北陸トンネル開通まで鉄道路線として使われた、今庄〜敦賀の道巡り。
13.jpg

木ノ芽峠と栃ノ木峠の位置関係がわかる地図。
14.jpg

nice!(6)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 6

コメント 0

トラックバック 0