瓔珞 新たな友情、長すぎた骨休め、妖魔か転生の公主か、二人を救った嘘、悲しみの花嫁衣装、落ちぶれた妃、水桶の中身

「瓔珞」の続きです。

「新たな友情」「長すぎた骨休め」。
皇太后ではなく銭氏が生母と知った乾隆帝の衝撃は大きく、皇太后を問い糾します。
乳母の手紙から銭氏殺害の疑惑を持っている皇帝は、銭氏の兄である銭正源を皇宮
に呼びますが、落馬して死んだと知らされます。それも皇太后の差し金かと疑い、
彼女が病になっても見舞いにも行きません。皇太后はこの陰謀を謀ったのが皇后と
気づき、怒りのあまり中風で倒れてしまいます。瓔珞は皇太后の看病に奔走します
が、そこへ慶貴人が中風の治療薬の処方を持って現れます。


慶貴人、以前から「きれいな人だなぁ」と気になっていたのですが、とうとう前面
に出て来ましたね。爾晴や純貴妃も好みのタイプだったので、この人も豹変して悪
人にならないよう、心から願います。

「妖魔か転生の公主か」「メーキング」。
延禧宮に戻った瓔珞でしたが、乾隆帝の心は新しい愛人、順嬪に移っていました。
皇子を2人も産んだ皇后は危機感を覚え、瓔珞を取り込んで順嬪を潰そうとします。
早世した皇太后の愛娘・和安公主の法要の時、順嬪が経典を供えようとすると突然
祭壇が火を噴きます。式を執り行っていた薩満は「妖魔が邪魔して公主の転生がで
きなくなった」と告げ、順嬪は捕縛されます。しかし順嬪と初めて会った皇太后は
彼女の生年月日と顔の特徴から、和安公主の生まれ変わりだと思い込みます。


順嬪、絶世の美女、性格もよく非の打ち所がない…という設定で最後まで顔を見せ
ず、姿を見た瓔珞が敗北感を味わうのですが、実際には普通の人でしたｗ。ちょっ
と無理があるなぁ。この人もまた悪い人になるのでしょうか。

「二人を救った嘘」「悲しみの花嫁衣装」。
順嬪を排除できなかった皇后は、裏切った瓔珞に怒りを露わにし、和安公主の生ま
れ変わりと信じる皇太后を高僧に説得させます。皇太后は瓔珞と順嬪を呼び出し詰
問しますが、順嬪は皇帝から聞いた情報を伝えてますます信じさせてしまいます。
瓔珞は年季明けを控えた明玉と海蘭察の婚礼を計画し、明玉も楽しみにしていまし
た。しかし明玉の胸に激痛が走り、彼女は埋め込まれた銀針が肺に達したことを悟
ります。結婚しても海蘭察を哀しませるだけだと思った明玉は、婚姻を頑なに拒み
ます。


順嬪、悪い人になりました…ｗ（早いよ）。ワンパターンのえげつなさです。瓔珞
は何となく感づいているようなので、また復讐劇か。

「落ちぶれた妃」「水桶の中身」。
明玉をわざと追い詰めて自殺させたのは、順嬪でした。それを知った瓔珞は抗議に
向かいますが逆に罠に落ち、自分で胸を突いた順嬪を刺した罪で皇太后の信頼を失
います。瓔珞は延禧宮に禁足となり、毎日水のような粥を1回しか食べさせてもら
えずどんどん弱っていきます。順嬪はそれだけではなく、傅恒の気持ちを焚きつけ
皇帝から瓔珞を奪うようそそのかすのでした。