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ウェンズデー 水曜日生まれの悲哀、一人ぼっちの哀愁、友情の苦悩、すばらしき夜の憂鬱、悲運の因果、悪意の代償、苦汁の決断、闇の中の殺意 [映画・演劇・コンサート情報]

「アダムス・ファミリー」のキャラクター、ウェンズデーが巻き起こす騒動を
描いているネトフリ作品です。監督はティム・バートン、主演は
「YOU -君がすべて-」のエリー・アルベス役ジェナ・オルテガです。

「水曜日生まれの悲哀」「一人ぼっちの哀愁」。
弟パグズリーをいじめられたウェンズデーは、両手にプラニアを持ちプールに
放って、犯人たちに復讐します。そのせいでウェンズデーは学校にいられなく
り、父母ゴメスとモーティシアの母校ネヴァーモア学園へ転校します。1年間
で8校も退学し今回も何とか逃げだそうとするウェンズデーを、校長のラリッ
サはじめ両親から送り込まれたハンドなどが監視します。ネヴァーモア学園に
は、セイレーンや吸血鬼、人狼やゴルゴン族などが通っていて、周囲からは嫌
われていました。
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ラリッサ校長役のグウェンドリン・クリスティーは、
「ゲーム・オブ・スローンズ」のブライエニー役でした。191cmあるので、
一際目立ちます。

「友情の苦悩」「すばらしき夜の憂鬱」。
ウェンズデーを誘拐したのは、ビアンカ率いるベラドンナクラブでした。動
じないウェンズデーは、サッサと拘束を解いて立ち去ります。ジェリコの街で
のボランティアの日、改装中の集会場に忍び込んだ彼女は自分とよく似た白い
服を著た少女の絵を見つけます。少女は黒い本を抱えており、それは集会場に
もありましたがレプリカでした。ジェリコの街の開祖であるジョセフ・クラッ
クストーンに秘密があると思ったウェンズデーは、森の中にある昔の集会場跡
を調べることにしました。
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「悲運の因果」「悪意の代償」。
ネヴァーモア学園の父母参観日の日、各種族の父母たちが集まります。34年
前のギャレット・ゲイツ殺人事件がゴメスの仕業と確信するガルパン保安官は、
参観日にいきなりゴメスを逮捕します。実は事件は冤罪で、ゴメスは愛するモ
ーティシアをかばって捕まったのでした。ゴメスを助けるため団結した一家は、
モーティシアのギャレットが口から泡を吹いていたという記憶から、彼の墓を
掘り返してみます。ギャレットの死体にはベラドンナの香りがし、その中毒の
ためゴメスを襲ったことが判明します。
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「苦汁の決断」「闇の中の殺意」。
殺された町長の葬式に出席し、怪しい人物を発見したウェンズデーは森の中ま
で追います。しかしそれは犯人ではなく、叔父のフェスタ―でした。フェスタ
―は怪物の名前はハイドと言い、ベラドンナ図書館にあるフォークナーの日記
に記録があるようです。図書館へ行くとゼイヴィアがいて、ウェンズデーはい
つも事件現場にいるのはなぜかと問い糾します。ハイドはゼイヴィアなのか…。
フォークナーの日記にあったハイドの記録によると、ハイドは解放されるまで
休眠していて、解放した者を主人と見なし目的を遂行する道具となるようです。
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暗いキャラですがウェンズデーは魅力的でした。「アダムス・ファミリー」の
コミカルな要素もたっぷり。おもしろかったです。

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