宮部みゆき3

回向院の茂七シリーズ、一気に読んでしまいました。はまりますねぇ。
ドラマで見たより、こちらの方がよかったです。無駄な登場人物もいないし、
話も膨らんでいないので、わかりやすかったです。

「本所七不思議」を使って、1つ1つお話に仕立てているアイデアが、
光っています。

こちらは「屋台の稲荷寿司屋」さんが、いい味出してます。
前もそうですが、宮部さんのお話に登場する料理人の、お料理を食べて
みたいものです。

宮部みゆき2 ぼんくら

「日暮らし」で勢いがついてしまって、「日暮らし」の元になっている話
「ぼんくら」もついでに一気に読んでしまいました。
次は、NHKでもやっていた「回向院の茂七」親分の話かな（笑）。

「ぼんくら」は、アマゾンのユーズド商品で安く買ったのですが、これが
今までになかったほどのコンディションの悪さ。何十年前の本だろう…
というくらいでした。以前はぜんぜん問題なかったので、がっかり。
当たりはずれって、あるのですね。

宮部みゆき 日暮らし

この頃、経営本や専門書ばかり読まなければいけなくて、好きな本を
読む暇がありません。
読まなければいけないから…と思って読む本と、ページをめくる度に
ワクワクする本とは違いますよね。

この前一宮に行った時、ずっと以前に買って我慢していた本を持って
行きました。宮部みゆきの「日暮らし」。
おもしろくて、上下巻一気に読んでしまいました。

この人の時代物は、粋でおもしろくて後でしんみりし心が温かくなる、
きちんと押さえ所を考えた筋の運びです。さらにその中に殺人事件の
謎解きなどが入って、楽しみが重なります。

読まれる場合は、「ぼんくら」から読んで下さいね。